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騒音のお悩み
電子ドラムの騒音問題ってぶっちゃけどうなの?
ドラムのお悩みと言えば騒音問題ですが、どのような対策をすればいいのか、それによってどの程度騒音が軽減されるものなのか知りたいです。
ANSWER
昨今の住宅事情からすると、騒音問題に対する対策は必須と言ってもいいでしょう。ここではアコースティック・ドラムと電子ドラムそれぞれの対策をいくつかご紹介します。
2025.07.16
ドラムの騒音問題は、特に住宅地や集合住宅に住んでいる場合に注意が必要です。
アコースティック・ドラムと電子ドラムには、それぞれ異なる特性があり、騒音対策のアプローチも異なります。
それぞれの特徴と騒音対策をまとめます。
アコースティックドラムと電子ドラムの違い(騒音面での比較)
アコースティック・ドラムの騒音対策
1.防音室を導入
- 高性能な防音室(簡易型の防音室なども市販されています)を使うことでかなりの音を遮断。
- ただし、コストが非常に高く(数十万円〜数百万円)場所も必要。
2. 消音パッド・ミュート・パッドを使う
- 各ドラム・ヘッドやシンバルに装着し、音量を大幅に低減可能。
- ただし、演奏感が損なわれやすい。
3. 防音マット、インシュレーターを敷く
- ドラムの振動が床に伝わるのを抑制。
- 特に集合住宅では必須。
4. 演奏時間を制限・近隣に配慮
- 時間帯を選び、周囲に説明して理解を得る努力も必要。
電子ドラムの騒音対策
1. ヘッドホンを使用する
- 外部にはほとんど音が漏れないため、基本的に必須。
2. 防振構造(防振マット+インシュレーター)
- 電子ドラムでもバス・ドラムのキック・ペダルやスネアの振動が床に響く。
- 特に集合住宅では、防振マットや自作の「浮き床」などで対策。
- ドラム・マットTDM-20/TDM-10や、ノイズイーターNE-10/NE-1などを使う。
ノイズイーターとは?
敷くだけ。載せるだけでOK。ノイズ・イーターは3種類。キックなど各種ペダル用のボード・タイプ NE-10と、ハイハットなど各種スタンド脚用の小型タイプ NE-1、そしてこれらをドラム・セットの下に敷くタイプのNE-100Bと組み合わせて使用すれば、自宅床面への振動ノイズの伝わりをダブルで軽減できます。
3. メッシュパッド搭載モデルを選ぶ
- ラバー・パッドより静音性が高く、打感も自然。
- V-Drumsは代表例とも言える。
その他の騒音対策
- 練習スタジオを利用:家での練習が難しい場合、近隣の音楽スタジオを使う。
- Roland VQD106など、“打感音”と“振動”を極限まで抑えた電子ドラムも存在する。
目的別のおススメ対策
- 初心者や家庭用練習には、静音性の高い電子ドラム+防振対策を。
- 本格的な演奏やレコーディングには、防音室でアコースティック・ドラム。
- 集合住宅での練習には、メッシュ・パッド搭載の電子ドラム+防振マット+ヘッドホン。
参考にしてみてください!