BLOG

ハイブリッド・ドラム  POP セットアップ編

2025.07.25

現在のトップチャートにランクインしているアーティストやバンドの楽曲を聴いてみると、緻密にデザインされたドラムやパーカッションのサウンドが数多く取り入れられているのが分かります。これらのサウンドをライブ演奏でも活用することで、楽曲の完成度をさらに高め、スタジオ・レコーディングに匹敵するクオリティのパフォーマンスが実現可能になります。この記事では、ポップスにおけるハイブリッド・ドラムの効果的な活用法をご紹介します。

 

 

 

ドラム・サウンドを強化する

たとえアコースティックのバス・ドラムがスタジアムのような大規模会場でしっかりと鳴り響いていたとしても、それが原曲とは異なる音色であれば、観客にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。そんなときは、アコースティックのバス・ドラムやスネアにパーカッシブなサウンドを重ねて補強することで、よりパワフルな印象を生み出しつつ、オリジナル音源の再現性を高めることが可能です。Ellie Gouldingのドラマーであり音楽監督も務めるJoe Cleggは、スタジアム規模のライブでハイブリッド・ドラムを活用する具体的な手法を紹介しています。

ドラム・サウンド重ねる

Zara Larssonの楽曲のように、エレクトロニックなドラム・サウンドが楽曲の核となる場合、その再現の重要性はより高くなります。アコースティック・ドラムは視覚的なインパクトとアンサンブルの土台となるドラム・サウンドを担うため、欠かせない存在です。そこに、レコーディングで使用したドラム・サンプルを重ね合わせることで、ルックスとサウンドの両面で存在感を放つことが可能になります。Zara LarssonのドラマーであるSimon Santunioneが、その具体的なテクニックを解説しています。

  

ドラム・セットの拡張

多くのドラマーにとって、アコースティック・ドラム本来のサウンドだけで表現したいという思いは自然なものでしょう。しかし、ライブで厚みのある音や一体感のあるサウンドを実現するためには、マイクのセッティングやPAによるサウンドの補正が不可欠です。そこで、電子ドラムのパッドをアコースティック・キットに追加し、音源モジュールと組み合わせることで、通常のドラムセットでは表現できない個性的でインパクトのあるサウンドを作り出すことができます。Anne-MarieのドラマーであるOli Wisemanは、ハイブリッド・ドラムを駆使して、スタジオ音源に匹敵する高品質なサウンドでのライブ演奏を可能にする手法を紹介しています。

ジャンルを超えて活用されるハイブリッド・ドラム 

METAL セットアップ編 

分厚いメタル・サウンドの中でも埋もれないドラムの音作りテクニックをご紹介します。 

ROCK セットアップ編 

アコースティック・ドラムの音にエレクトロニック・サウンドを重ねて増強する方法をご紹介します。 

 

ELECTRONIC セットアップ編

エレクトロニック・ミュージックにおけるドラマーのハイブリッド・ドラム活用例を紹介します。 

 

電子ドラムAtoZホームに戻る

 

ARTICLEこの記事を見た人へのおすすめ

\電子ドラムがわかる・選べる・学べるポータルサイト/

電子ドラム AtoZ トップ

トップへ

\お近くの販売店で電子ドラムが試せます/

販売店を探す

詳しく見る