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ドラムを楽しみながら、スキルアップするには?
2025.11.05

日々生活する中で、ずっと楽しめる趣味を見つけたい。そんな方におすすめしたいのが楽器演奏です。楽器演奏の中でも特にリズム感を身に付けられ、さらに気分も上がるドラムを始めてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの暮らしに新たな潤いをもたらしてくれることでしょう。
新しいことに挑戦するって、ドキドキワクワクしますよね。楽器を始めるのもその1つ。例えばドラムをやってみようと思っても、「体力やリズム感が要りそう」とか、「表現するためのスキル習得が難しそう」など、少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、もう少し楽に考えてみてください。最初は誰もが初心者です。毎日コツコツと気長に練習することが、上達を後押ししてくれるはずです。未来でドラム演奏を楽しむ姿を、RolandのV-Drumsと一緒に見つけてみませんか?
大事なことは、明確な目標を持つこと
「よし!じゃあドラムをやってみよう!」と思ってみたものの、実際どんなことから始めていいのか。ドラムという楽器も奥が深く、初期段階で悩むことがあります。その一方で、ワクワクすることもたくさんあるはず。そこで肝となってくるのが「目標を設定すること」です。小さな目標でいいので、毎日コツコツとクリアできることを考えてみてください。その目標の達成を重ねることで集中力が身につき、着実にスキルアップが叶っていくでしょう。
大きな目標を持つことも大切。でもそれだけでは負担が大きいので、まずは大きな目標を細かく分けてみましょう。例えば「お気に入りの曲を1曲マスターする」という大きな目標を決め、そこから細分化。「今日はこのビートを覚える」や「今日はフィルをやってみよう」など。1つずつクリアできれば、最終的には大きな目標に手が届くはずです。
目標達成を意識したうえで、日々の練習にちょっとした工夫を入れると、練習が楽しくなります。アーティストを参考にしてみるのもありでしょう。例えば、Jay-Zと一緒に演奏をするTony Royster Jr.のように叩けるようになりたいのであれば、彼が投稿するInstagramをご覧ください。手の動きやドラムを叩く音などを観察し、日々の練習に取り入れられれば、スキルアップに繋がるかもしれません。

上達のカギは練習、完璧の秘訣は忍耐
日々の練習を習慣化できれば、自然と技術は上達していくはずです。練習するときは、まずは手技とスピードに集中するウォームアップから始めてみましょう。それが終わったら、お気に入りの曲を叩いてみてください。練習がしっかりできていれば、ちょっとしたテクニックもきっと体に染みついていると思います。これは人が意識せずに会話をできるようになるのと同じで、無意識のうちにドラムが叩けるように筋肉が記憶として定着している証拠です。
ドラムの練習は、どれくらいすればいいのでしょうか?それは目標や目的によって変わってきます。例えばプロのドラマーを目指すのであれば、毎日練習することが不可欠と言えるでしょう。一方で、日々のストレス解消が目的であれば、好きなタイミングや空いている時間でじゅうぶんです。どちらにしても重要となるのは、ドラムを演奏する時間を「楽しんでいるか」です。
人が無意識に会話をできるようになるのと同じで、日々の練習は筋肉が記憶し定着する。
どんなことも、モチベーションの維持が大切なことです。ですので、例えば自分への「ご褒美」を用意するのも効果的です。お気に入りの曲を通しで叩けるようになったら、そのアーティストのアルバムを買ってみたり、難しいテクニックをいくつかマスターしたら、新しいスティックを買ったりなど。そんなちょっとしたこともモチベーションを保つ要素となり、結果的に楽しく練習を継続でき、成長へとつながります。
リズムの原点
ドラムの基本は「リズム」です。一口にリズムといっても多種多様。ダンスのように創造的なものもあれば、単調に歩く動作もリズムがあります。クリエイティブで、ビートに乗りながら全身を使って表現をする点は、ダンスとの類似点と言えるでしょう。
とはいえ、実は歩くリズムもドラムに近いものなのです。例えば規則性をもって何回も繰り返す動作、1、2、1、2と左足と右足を交互に踏み出す動きなどは、ドラムも非常に似ています。バス・ドラムを踏んでからスネアを叩くというアクションは、その感覚に近いでしょう。さらにそこにシンバルの音が加われば、もう立派なドラム・ビートが完成します。
スティック操作のために重要なこと
スティックの持ち方も、ドラムを叩く上では非常に重要です。間違った持ち方でドラムを叩き続けると、手首に負担がかかり、深刻なケガに繋がる可能性があります。どんなことでも、基礎練習というものは退屈に感じがちです。ですが、ドラムに関しては健康的観点から見ても後に明暗を分けることとなりますので、正しい持ち方を学ぶことが大切です。
気に入ったビートやフレーズを組み合わせれば、独自の世界観を生み出せる。
増やしていくと便利なドラムにまつわる「フレーズ」や「パターン」
基本知識やテクニックを身につけたら、次は楽しいステップへ移ってみましょう。教則本やYouTubeのレッスン動画などを上手に使えば、ドラムの「語彙」ともいえる「フレーズ」や「パターン」を学ぶことができます。
また、リズムの「語彙」を学べばシンプルなビートやカッコいいフィルが身につきます。そして練習を進めるうちに、違うリズムが似た感覚や響きを持つことに気づくはず。お気に入りの曲で使われているビートやリズムはメモしておきましょう。自分をワクワクさせるリズムに集中すれば、ドラムを練習することがもっと楽しくなるはずです。

レパートリーを少しずつ広げていけば、よく使われているビートと名曲とのつながりがみえてきます。自分に気に入っている要素を組み合わせれば、自分だけの音楽的な「声」(=サウンド)を手に入れることができます。練習に費やす時間と努力は、きっとあなたを新しい音楽の世界へ導いてくれるでしょう。
“楽しむこと” に重きを置けば、工夫次第で日々の基礎トレーニングや練習も楽しくなる。
スリルや楽しさを求めてドラムを演奏すれば、音楽の可能性はどんどん広がります。大きな目標は細分化ましょう。細かくした小さな目標に1つ1つ着実に取り組むことが大事です。まずは基礎を固めて、学びを積み重ねることが大切。疲れたり圧倒されたりしたら、休憩してOK。学ぶことの中に「楽しむこと」を意識すれば、より長く、より深くドラムのことを理解できるようになるはずです。








