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V-Drumsでトレーニングをはじめてみよう!
2025.10.01
見えないところで練習を重ねてテクニックを磨き、ライブ本番で大成功させたい!そんな陰の努力を惜しまない方にピッタリなのが、RolandのVドラム。ではなぜ、Vドラムがそのような場面に適しているのか?そのポイントをご紹介します。
日々の練習やライブ前のウォームアップも、RolandのVドラムなら、その効果を最大限にしてくれます。例えばヘッドフォンを使えば、ライブ前のウォームアップで集中力を高められます。もちろんこうなるには、日々のトレーニングが必要です。では、どんなトレーニングを行えばいいのか。ドラム界の実力派、Anika Nilles(アニカ・ニルス)が実践するトレーニング方法をご紹介します。これらを網羅すれば、色々な場面で活躍ができるようになるかもしれません!
スネアの音に強弱をつけるトレーニング
この動画はスネアの基礎練習です。異なるリズムを加えながら、強弱や速さに緩急をつけるトレーニングです。繰り返すことで、音に深みを持たせることができるようになります。
この練習は、まず4連符のパラディドルから始まり、次に5連符のパラディドルへ、そしてダブル・パラディドルへ移行します。ここで重要となってくるのが、それぞれ異なるリズムを正確なタイミングで合わせることです。さらに、表現力とニュアンスを持たせたゴースト・ノートを心がけてみましょう。
シンプルなリズム・パターンでも、無限に広がる表現力
フル・セットで練習するコツ
このフル・セットの練習動画は、3つの音符の組み合わせを中心に構成されています。大事なのは3番目の音にアクセントを加えることです。これによって、1つのフレーズとして活かすことができます。この練習を通して、ダイナミクス(音の強弱)の重要性が分かるでしょう。さらにアクセントの位置を変えることにより、表現の異なるリズム・パターンを生み出すことができます。
ぜひ、色々な組み合わせを試して、ご自身のフィーリングの変化を楽しんでみてください。
メトロノームは友だち!
メトロノームの音は、演奏時のリズムを正確に保つためのガイドです。しかし、あなたの演奏をフォローしてくれる“友だち”という気持ちで使ってみてください。まず、クリック音を8分音符のオフビートに合わせます。これだけでリズム感や演奏の精度が、ぐっと上がります。さらにブラッシュ・アップしたい場合、クリック音を16分音符のオフビートに合わせてみましょう。
大切なのは、やりやすい速度から始め、「メトロノームと一体になれているか」を意識することです。
効果的なフットワーク・トレーニング
シングル・ペダルでダブル・キックができるようになるには、練習の積み重ねが必要です。Vドラムのキック・パッド(KD-10など)は、静粛性とリアルな踏み心地を両立。フットワークの柔軟性を養うのに適しています。
まずは16分音符のダブルから始めて、慣れてきたら16分音符の三連符へとステップ・アップしてみましょう。それができるようになったら、さらに32分音符にも挑戦してみてください。どのバリエーションも基本は同じです。重要なのは、踏むタイミングと打撃を安定させることです。
メトロノームは演奏時のリズムを正確に保つための伴走者
正確性をチェックできる「コーチ・モード」
Vドラムには、上達具合を把握できる独自機能「コーチ・モード」を内蔵しているモデルがあります。機能によっては、タイミングの正確さやテンポがキープできているかをスコアで表示。難易度も選べるので、楽しく練習しながら上達しているかどうかも確認できます。もちろんメトロノーム機能も搭載。演奏しながら自分がどれくらい正確に叩けているのかを観ることができます。
意外に楽しいハイハットだけの練習
同じ練習を続けていると、飽きてくるのが普通です。そんな時は、ハイハット演奏だけを練習してみましょう。まずは、自分が叩いて楽しいと思うBPMにメトロノームをセット。どんなテンポでも大丈夫。そこから8分音符 → 16分音符 → 32分音符へと、刻みを細かくしてください。慣れてきたら、ハイハットをオープン/クローズして、ポジションを変えながら叩いてみましょう。シンプルなハイハット練習でも、意外とワクワクする時間になりますよ。
Bluetoothで憧れのドラマーとつながる
さらに演奏を楽しみたいのなら、憧れのアーティストたちと“バーチャル・ジャム”をしてみませんか?
カリスマ・ドラマーのSteve Gadd(スティーヴ・ガッド)や、ジャズ/フュージョンで活躍しているBilly Cobham(ビリー・コブハム)とフィルインしている気分を味わったり、Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)やMuse(ミューズ)と一緒にアリーナを揺さぶるようなロックを奏でたり。そんな現実世界からかけ離れた体験がBluetoothが使えるスマートフォン/タブレットがあれば実現できます。
お気に入りの楽曲に合わせて演奏することも、またレッスン動画を観ながら練習することもできてしまいます。練習の時間をもっと楽しく、クリエイティブで刺激的なものへ変えましょう!
Vドラムでのウォームアップ時間は、ドラムと向き合う大切な時間
「流れ」を掴もう
どの音楽ジャンルでも、共通しているのは「自分の流れ」を作ることが大事だということです。まずは、ご紹介したVドラムを活用したトレーニングで自分の流れを掴み、自分のエッセンスを加えて反復練習をしてみてはいかがでしょうか。ウォームアップの時間は、ドラムと向き合う大切な時間になるはずです!








