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VQD ~音を気にせず叩きまくれ!革新のサイレント・ドラム~
2025.07.26
体で音楽を表現できるドラム演奏
プロのドラマーが披露する迫力ある演奏に憧れた経験のある方も多いのではないでしょうか。
しかし、「ドラムを始めてみたい!」と思っても、あるいは「子どもと一緒にドラムを楽しんでみたい!」と感じても、実際に始めるにはなかなかハードルが高いと感じてしまう人も少なくありません。
その理由とは……?
ドラムを諦めた主な理由(※自社調べ)
- 自宅での演奏による騒音が気になる
- 置き場所の確保が難しい
- 価格がネックになっている
中でも特に多いのが“騒音の問題”です。
ご存じのとおり、ドラムは叩くことで音を出す楽器。その特性上、「打撃音」や「振動」が発生するのは避けられません。
もしその問題が解消できたら——もっと多くの人がドラム演奏を気軽に楽しめるようになるはずです。
静音性に優れた電子ドラム VQD
ドラムが“うるさい”と言われるワケ
前述のとおり、ドラムは叩くことで音を鳴らすため、打面を叩いたときに「打撃音」が生まれます。その衝撃は床や壁に「振動」として伝わり、周囲には「騒音」として届いてしまうのです。
これが、「ドラム=うるさい」と言われる主な原因です。
では、もしこの「打撃音」と「振動」を最小限に抑えることができたら、どうでしょう?
“静かに演奏できるドラム”は実現可能なのか——私たちはその課題に真剣に取り組みました。
いつでもどこでも叩ける電子ドラムを目指して
「もっと多くの人に、ドラムの楽しさを届けたい」
そんな想いから、私たちは“場所を選ばず演奏できる電子ドラム”の開発に着手しました。
ローランドは1985年、初めての電子ドラムを世に送り出して以来、様々な革新的製品を発表してきました。
世界初のメッシュパッド、リアルな操作感の開閉式ハイハットなど、常に業界をリードし、約30年にわたる電子ドラム開発で蓄積された知見を結集。
“打撃音”や“振動”を極限まで抑えた電子ドラムの開発に成功しました。
驚異的な静音性を実現した VQD106
打撃音を抑える独自技術
■ 衝撃を吸収するハニカム構造のソフトラバー
メッシュヘッドの下に柔らかいラバーを採用し、打面からの衝撃をしっかり吸収。このラバーは六角形の多孔構造(ハニカム構造)で、強度を保ちつつも衝撃を効果的に吸収する設計です。
■ 打撃音を分散する工夫
タムやシンバルの底面にも、音を逃がすための工夫が。打面同様、六角形の孔を持つ構造を取り入れ、打撃音を分散して静音性を高めています。
■ キック専用の静音構造を新開発
キックは音も振動も特に大きいため、複数のクッション層を内蔵した新構造を採用。踏み込んだ際のリアルな演奏感はそのままに、騒音を大幅に軽減しています。
■ 静音性能に優れたボールビーター
KDQ-8パッドには、柔軟性と耐久性を兼ね備えた「KDB-Q」ボールビーターを用意。クッション性を備えたこのビーターは、打撃音の吸収にも優れています。
振動の伝わりも徹底的に抑える設計
■ 専用スタンドで振動を遮断
VQD106用に設計されたスタンドは、パッドから床へ伝わる振動を効果的に吸収。脚部には半球状のラバーを取り付け、振動の広がりを抑えています。
■ 新ノイズイーターで足元の振動も軽減
キック用の「NEQ-K」には柔らかいゴム素材を採用し、より高い防振性を実現。ハイハット用「NEQ-H」にはより硬めの素材を使い、演奏感と静音性のバランスを最適化しました。
■ フローティング構造で打撃を分離
スネアのリムやシンバルの打撃が他のパーツに振動として伝わらないよう、接触面を浮かせた構造に。キックパッドも同様にフローティング構造を採用し、衝撃が床に伝わるのを抑制します。
■ トリガージャックを外付けにする理由
パッド内部にトリガージャックを内蔵すると、構造物に打撃が共振してノイズが発生しやすくなります。そのため、VQD106ではジャックをあえて外部に設置することで、共鳴によるノイズを最小化しました。
“圧倒的に静か”を数値で証明
音の大きさや騒音レベルは「デシベル(dB)」で表されます。
以下は一般的な騒音レベルの目安です(※当社調べ):
- 100dB:電車の高架下/ライブハウス(非常にうるさい)
- 90dB:犬の鳴き声/パチンコ店内(かなりうるさい)
- 80dB:地下鉄車内/布団叩き(うるさい)
- 70dB:セミの声/人通りの多い街頭(うるさい)
- 60dB:日常会話/デパートの中(普通)
- 50dB:静かなオフィス/室外機の音(普通)
- 40dB:図書館/住宅街の日中(気にならない)
- 30dB:ささやき声/郊外の深夜(静か)
- 20dB:木の葉が触れ合う音/時計の秒針(非常に静か)
“超静かな電子ドラム” VQD106と、生活音を比較してみた“
VQD vs掃除機
掃除機の音は平均値73.6(≒人通りの多い街頭)という大きさだったのに対し、VQD106の打撃音は平均値56.1dB(≒会話できる静かさ)という結果でした。
VQD vs TV
テレビの音は平均値66.2dB(≒大きな声での会話が可能)という大きさだったのに対し、VQD106の打撃音平均値55.5dB(≒会話できる静かさ)という結果でした。
VQD vs ドライヤー
ドライヤーの音は平均値72dB(≒人通りの多い街頭)という大きさだったのに対し、VQD106の打撃音は平均値58.9dB(≒会話できる静かさ)という結果でした。
“階下騒音を調べてみた!”
騒音問題について最も気になるのは下層階への影響です。
とある住宅をお借りして検証してみました。結果はこちら↓
2階でVQD106を叩いているときに1階に伝わってくる騒音は、平均値29.4dB(≒ささやき声)という結果でした。
VQD106なら、周囲を気にせず思いきりドラム演奏を楽しめます!
いかがでしょうか?
打撃音と振動の問題を徹底的に抑えた全く新しい電子ドラム「VQD106」なら、住環境を気にすることなくドラムを楽しめるということを、きっとご理解いただけたのではないでしょうか。
- ドラムの音が日常の一部として溶け込む。
- お子さまがドラムを叩いている横で、くつろぎながら読書やテレビ鑑賞ができる。
そんな新しいドラム体験を、あなたもはじめてみませんか?
ぜひ、お近くの楽器店でその静かさをご体感ください!